今回はかなり大雑把な「バース」の説明記事です。
間違ってるところあればご指摘お願いします。
現在、日本にも定着した「アメコミ」という文化。
大雑把に言ってしまえば「スーパーヒーローが悪者を退治する」というもの。
しかしその歴史は引くほどに深い。
一口に「アメコミ」と言ってもそのジャンルは非常に多彩だ。
イメージ通りの「アクション」もあれば「政治もの」もある。「恋愛要素」もあれば「復讐もの」もある。世界を揺るがしかねない文学作もある。
そもそもなんでこんな一大文化になったか。
ひと昔前のアメリカ。
頭の凝り固まったお偉いさんが「政治的に悪影響」という何かが間違っている理由で出版物を検閲しまくる事態が起きた。
この自由の国とは到底言い難い現状。
そこでクリエイター達は抜け道を探した。
「子供向けの出版物は閲覧緩いっぽい」
「じゃあ『ヒーローもの』っていう体で好き放題やろうぜ」
かくして外は子供、中身は大人なコナン君さながらな文化が誕生した。
そしてそんな漫画を読んで育った新たなクリエイター達は次の願望を持った。
「動いている姿が観たい」
そしてそれは次々と実現しアニメ、ドラマ、映画などこれまた多方面に渡ってメディアミックスされてきた。
とはいえどれもがひとつ、ないしは少数のキャラに焦点を絞ったもの。
まぁ時間的制限がある以上、致し方ないのだがそれでは物足りないと誕生したのが
(Marvel Cinematic Universe)
通称「MCU」
まずは会社のあれこれについて。
現在アメコミの大手企業は2つある。
ひとつは「DCコミックス」スーパーマン、バットマンなどアメコミを知らずとも名前は知ってるレベルのスーパーヒーローを有する最大手企業である。
そしてもうひとつが「MARVEL」アイアンマン、キャプテン・アメリカ、X-MEN、スパイダーマンなどこちらも超有名なヒーローが所属。
アメコミに詳しくないと全部一緒の会社と思ってしまいかねない。
まぁ日本で言えばジャンプとマガジンのような関係だと言って差し支えないだろう。
しかし日本の漫画と大きく異なる点がある。
それが「権利の帰属場所」だ。
日本の漫画、例えば「ドラゴンボール」でいえば
アニメ化などする場合には両者が頷かなければ実現は不可能。極論を言えば作者がOKしなければアニメもゲームも開発はできない。
対してアメコミ。権利は全て会社が持っている。
というより固定の作者はいない。
もちろん創造したクリエイターはいるが、まぁ権利は持っていない。
これがどういうことかというと例えば『スパイダーマン』の新刊を出す場合。
会社がGOサインだけ出せばもう出せる。
そこから脚本担当、作画担当、カラー担当など各方面のプロを招集して創り上げていく。
芯となる人間がいないので話によって設定がガラッと変わったり、死者が生きてたり、そもそも事件がなかったことになったりすることがしばしば見られるのはこのためだ。
しかしメリットもある。
会社が全キャラの権限を持っているのでコラボがしやすいということだ。
日本でも数々のコラボ漫画がある。
『ドラゴンボール』と『ONE PIECE』の『CROSS EPOCK』などがそれに当たるだろう。短編ながらキャラの魅力爆発の傑作。
一見の価値あり。
しかしこれを達成するまでのハードルは高い。
まずは集英社が企画を立てる。
そして鳥山明、尾田栄一郎 両者に承諾が得られて初めて実現する。
対してアメコミでのコラボのハードルは笑えるくらい低い。
会社がGOサイン→実現。これだけ。
ほぼ単体作を創り出すのと変わりない。
さて。前置きが長くなりましたが
そんなアメコミ会社。基本的にはコラボしまくれるようにか権利の問題か面倒くさいのか全てが同一の世界観で行われている。
MARVELでいえばアイアンマンが飲んでいるときにもキャップは闘い、スパイディは宿題をし、X-MENは悩んでいる。そしてそれらが宇宙規模で行われている。
当然その魅力を実写化するのには時間がいくらあっても足りない。
そこでMARVELは考えた。
「よし、映画で大河創ろう」
具体的には
キャラひとりひとり個別に映画つくる。
下地ができたら集合映画をつくる。
また新キャラの映画つくる。
さらに集合させる。
これらをほぼ無制限に繰り返す。
というアメリカしかできない無茶な計画だ。
スピンオフではなく全てが本筋であるという膨大さ。
日本ならまず通らない企画だがそこは自由の国、アメリカ。
とりあえず自国を象徴するかのようなヒーロー『アイアンマン』を製作、公開した。
そしてこれが大ヒットした。死ぬほど!!
それから次々と新作映画を連発。
そのどれもが大ヒット、そして今に至る。
元はマイナーヒーロー。
今じゃ信じられないが!!
…というわけで簡単に言えばMCUとは「様々な映画をリンクさせて大集合させてを繰り返すコラボ前提の大規模シリーズ」ってことです。
ちなみにMCUでは大きな一区切りを「フェイズ」と呼びます。知らなくても支障ないけど!
以下、そんなMCUのまとめ。
軽いネタバレありなので未見の方はご注意を。
【映画】
〈フェイズ1〉
『アイアンマン』
天才エンジニア兼巨大軍事産業社長。
三足めの草鞋は、スーパーヒーロー。
今や現実世界でもヒーローな「トニー・スターク」が初登場。
世界有数の金持ちがいかにしてヒーロー「アイアンマン」として目覚めたかが丁寧に描かれる。
武器商人という複雑なキャラながら人間味溢れるナイスガイは全世界を虜にした。
今観ても決して色褪せていない全方位無敵な傑作。
全てはここから始まった。
天才生物学者。内に秘めたるは、最強の獣。
緑の怪物「ハルク」が初登場。
普段は穏やかな天才生物学者「ブルース・バナー」はある日、とある事故に遭う。
それにより負の感情を引き起こすと身体が怪物に変化してしまう後遺症を患ってしまう。
後に登場する『アベンジャーズ』にて主演交代&他の作品とのリンクは少なめ、と不遇な作品ではあるが立派にMCUの一部。
むしろ公開当時の評価は『アイアンマン』に勝るとも劣らないほどに高かった。
日陰作といえどもその完成度はかなり高い。
『アイアンマン2』
早くも登場、大人気社長。
前作ラストにてヒーロー宣言を堂々ブチかましたトニーに新たな災厄が降りかかる。
大人気作の続編、後の集合映画『アベンジャーズ』への橋渡しという高いハードル難なくクリアした傑作。
ここから毎回アーマーのテクノロジーが超進化していくのがお約束となる。
相棒の「ローディ」が「ウォー・マシーン」としてデビューする。
後にメイン級の活躍をしていくことになる「ブラック・ウィドウ」もここで初登場。
『マイティ・ソー』
別次元から降臨せし雷の神、登場。
雷神「マイティ・ソー」が初登場。
化学がメインだったMCUの世界観に神話の世界を一気に融合させたある種の博打作。
その設定の大胆さとは裏腹に小綺麗にまとまっている佳作だが、今となっては少し影が薄めなのが残念。
とはいえシリーズを揺るがすメインヴィランでもある「ロキ」やいぶし銀な「ホークアイ」が初登場と重要な作品でもある。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
高潔な戦場の英雄、現代に蘇る。
アベンジャーズの大黒柱「スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)」が初登場。
舞台は第二次世界大戦まで遡りシリーズの根幹となる歴史が語られる。
スタークの父親やキューブの存在など他作品とのリンクも少しずつ登場。
後に重要キャラとなる「バッキー」も初登場。
話としてはわかりやすい冒険活劇。
今までの中では一番コミックらしい作品。
シリーズが積み重ねられるほどに評価が上がっていく不思議な作品でもある。
『アベンジャーズ』
全員、集結。
いよいよ積み重ねの本領が発揮される。
宇宙から来た「ロキ」との戦いのためにヒーロー達が「アベンジャーズ」として手を組む。
「アイアンマン」に軽口叩かれる「キャップ」
「ハルク」にブン殴られる「ソー」
そして本格参戦する「ブラック・ウィドウ」や「ホークアイ」
など夢の共演が次々と実現する。
クライマックスの集合には燃えること必至。
集合作というだけではなく、それぞれに見せ場ある絶妙なバランス感覚も持ち合わせている大傑作。
ここからシリーズのファンになった人も多々。
〈フェイズ2〉
『アイアンマン3』
鋼鉄の漢の行く末は。
すっかり有名になった『アイアンマン』の3作目にして完結篇。
『アベンジャーズ』後のトニー周辺を描く。
負の遺産との闘い、ヒーローとしての決意など綺麗な大団円を迎える。
原点に立ち返るトニー、ラストの「ホームパーティ・プロトコル」など見所満載。
個人的にシリーズでもトップクラスに好き。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
無邪気な雷神、再び降臨。
『アベンジャーズ』後の雷神様の周辺。
地球でヤンチャしたロキの後始末に始まり、実家を揺るがす一大危機をエンタメたっぷりに描く。
こちらも1作目同様影は薄めな作品ではあるが
一歩間違えれば地球が終わるレベルの大事件ではある。
地球のレギュラー勢の見納め作でもある。残念。
この辺りから単体作でも国を跨ぐ規模になる。
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
今度の敵は、全世界。全てを疑え。
『アベンジャーズ』後のキャップ周辺。
前作の歴史に加えて今作では「政治」が語られる。
前作で死んだはずの「バッキー」 新たな相棒「ファルコン」 そして「ブラックウィドウ」らが国家を揺るがす陰謀に立ち向かう。
全シリーズでも最も評価が高い作品のひとつ。
様々なアクション、話運び、キャラクターなどが絶妙かつ完璧にまとめられた映画の教科書的な作品でもある。
ぐうの音も出ない傑作。未見の方は是非。
銀河の果てで。ならず者達の饗宴。
ここにきて新キャラが次々と登場。
舞台は銀河の彼方。
幼少期に宇宙船に拉致られた「ピーター・クイル」は今では立派なトレジャーハンターとして宇宙を股にかけていた。
そこで腐れ縁的に
凄腕の女暗殺者「ガモーラ」
監獄の破壊王「ドラックス」
喋るアライグマ「ロケット」
植物生命体「グルート」
などと出会う。
そしてひょんなことから全銀河の危機に立ち向かうことになる。ノリで。
舞台が舞台なので「アベンジャーズ」勢との絡みはなし。
逆に言えば入門編としても完成された一本。
そして今度はMCUの世界観を宇宙方面に広げた作品でもある。
全編ノリノリな音楽映画の側面も。傑作。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
再び、集結。今度の敵は外か身内か。
前作にて地球外の敵相手に共闘したヒーロー達。
しかしその正義感はひとつのモンスターを生み出していた。
集合映画『アベンジャーズ 』の2作目。
それぞれ大事件を乗り越えたヒーロー達が再び集結する。
物語的には橋渡しの役割が強いが、それでも
相変わらずな夢の共演、そして一致団結っぷりにワクワクさせられる傑作。
実質「それぞれの2.5作目」とも言える。
さらには各キャラの掘り下げ、そして「ヴィジョン」「マキシモフ兄妹」が初登場。
『アントマン』
最小ヒーロー、成り行きで誕生。
新たなヒーローの誕生譚。
主人公「スコット・ラング」は義賊な行いで逮捕歴がある人生詰み気味な凄腕の盗っ人。
しかしとある日。
盗みに入った場所には不可思議な「スーツ」があった。
それは着た者の大きさを自在に操るスーパースーツであった。
世界の事情よりも自分のため、そして可愛い娘のために頑張る等身大のヒーローが誕生した。
世界的にも「アベンジャーズ」が認知された中でのお話。
いろいろな意味で「身の回り」にフォーカスされた作品。
共感のしやすさやそのコメディ性から評価はかなり高い。
作品のリンクは薄めだが、要所要所で世界が地続きであることがサービス的に描かれる。
逆に予習がいらない映画でもあるので入門編に最適かもしれない。
〈フェイズ3〉
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
地球最大の内戦、開幕。
哀しきヒーロー同士のぶつかり合い。
ひとつの事件からヒーロー達が分裂、闘う事態にまで発展してしまう。
『キャプテン・アメリカ』の3作目であり、完結編。
そしてその登場キャラの多さから「アベンジャーズ2.5」とも揶揄される作品。
今までシリーズが積み重ねてきた政治的背景、現実がヒーロー達に重くのしかかる。
MCUでも一、二を争うシリアスさだが
新キャラ達の共演、そして脚本の完璧さに感動を禁じ得ない超傑作。
後に重要なポジションに就くであろう「ブラックパンサー」が初登場。
さらにまさかの「スパイダーマン」も緊急参戦。
多少複雑な権利問題をクリアしたことに多くのファンは驚きと感動を覚えた。
様々な意味でターニングポイントとなる作品。
天才外科医、魔術師に転職するってよ。
「スティーヴン・ストレンジ」は世界有数の凄腕外科医。
しかしとある事故からその「神の手」を失ってしまう。
現代医学では治療不可なことを悟ったストレンジが最後に頼ったのは「魔術」であった。
新キャラ「ドクター・ストレンジ」誕生譚。
魔術、多次元宇宙、精神世界などMCUの世界観を一気に拡張した作品。
「アベンジャーズ」とのリンクは薄めながら
そのスケールの大きさは今後の展開を期待させてくれる。個人的傑作。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
銀河のならず者、再び。今度はファミリーだ!
邦題は『リミックス』だが、原題は『vol.2』なので要注意。
前作のノリはそのままに、いやそれ以上に。
一作目から時間が経ちすっかり仲良くなったファミリーの様子が描かれる。
こちらも「アベンジャーズ」とのリンクはかなり薄め。
代わりにキャラ、世界観の掘り下げが丁寧に描かれる。
特に「シルベスター・スタローン」と「カート・ラッセル」の参戦はファン(俺含む)を大いに感嘆させた。
これでもかとブチ込まれる80年代感にしてやられた人はかなり多い。安定の大傑作。
『スパイダーマン:ホームカミング』
真打ち、登場。親愛なる隣人の独り立ち。
『シビル・ウォー』にて衝撃のデビューを果たした「スパイダーマン」こと「ピーター・パーカー」の単独作。
学生との二重生活、若さゆえの無茶、そして様々な成長を綺麗にまとめあげた。
期待の新星に相応しい青春ヒーロー映画。
幾度か実写化された過去のスパイダーマンとの区別のためにいろいろと新要素が追加されているが、そのどれもが大好評。
特に社長との絡みはシリーズを追っているファンからすれば感涙もの。必見。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』
銀河をひっくり返すサプライズパーティ。
『マイティ・ソー』シリーズ3作目にして完結編。
少し地味目であった前2作の借りを返さんばかりのスーパー娯楽作。
「ソー」に「ロキ」そして「ハルク」と核弾頭級の面々が勢揃い。
全てをひっくり返すような大暴れを行き当たりばったりで楽しむロードムービー。
その振り切りっぷりは全世界の度肝をぬきつつも大歓迎された。
ラストにはまさかの…?
『ブラックパンサー』
国王で、ヒーロー。最強黒人ヒーロー誕生。
シリーズ随一の良識人がいよいよ単体デビュー。
『シビル・ウォー』にて鮮烈なデビューを果たした新ヒーローの待望となる独自シリーズ1作目。
MCUも大詰めな中、『キャプテン・アメリカ』から引き継いだ「政治」の要素を突き詰めた作品。
様々な要因から本国では記録的大ヒット。
【スピンオフドラマ】
『エージェント・カーター』
最高の漢が愛した最高の女性。
『キャプテン・アメリカ』1作目に登場したキャプテン・アメリカの恋人「ペギー・カーター」が主役のスピンオフドラマ。
舞台はキャップが死闘を演じた世界大戦後。
「S.H.I.E.L.D.」の前身組織でもある秘密機関「SSR」で働くペギーを描く。
トニーの父親「ハワード」や、あの人工知能のモデルである執事「ジャービス」などMCUファンが喜ぶ要素満載。
映画ほどの派手さはないものの、世相を反映したような丁寧なドラマ。一見の価値あり。
『エージェント・オブ・シールド』
無茶ぶりを常人チームが処理します。
『アベンジャーズ』にて死亡したかに思えた「コールソン」捜査官はギリギリで生き延びていた!…というトンデモな設定で幕を上げる。
「アベンジャーズ」をサポートする秘密組織「S.H.I.E.L.D.」をメインに据えたドラマ。
大事件の後処理やサポートの様子を連ドラ形式で楽しめる。
あの事件の裏側など映画とのリンクも多々。
とはいえドラマの中では一番のファン向け作品。
最新シリーズでは「もはや映画勢の手を借りた方がいいんじゃないか」レベルの大事件が頻発しているが、それをどうにかするこいつらもこいつら。
レギュラーキャラはほぼオリジナルながら
アメコミファンな垂涎ものののゲスト出演もあり。
最新シーズンではあの「悪魔の走り屋」も…?
【Netflixドラマ】
舞台は全て『アベンジャーズ』後のNY。
『デアデビル』
悪魔の棲む街で。悪魔は、何処に?
舞台はNY決戦後の「ヘルズ・キッチン」
盲目の弁護士「マシュー・マット・マードック」は心優しい善良な市民。
しかし彼には影の顔があった。
視覚以外の研ぎ澄まされた感覚と父親譲りの格闘技スキルで夜な夜な悪を討つヒーロー「デアデビル」でもあった。
映画では物足りなくなりがちなヒーローとの二重生活にフォーカスした傑作ドラマ。
ネットドラマということで容赦のないシリアスな展開、そして過激なアクションは映画にはない見所。
傍若無人で、脆い。等身大女性ヒーロー誕生。
NYの一角で探偵業を営む女性「ジェシカ・ジョーンズ」には公にできないスーパーパワーと過去があった。
必ずしも「ヒーロー」が歓迎されるわけではない世界。
そこで1人の女性として苦悩し、立ち向かい、ときには絶望するその様は感情移入必至。
こちらもドラマならではのアダルティックな雰囲気満載。愛憎模様がこれでもかと描かれる。
『ルーク・ケイジ』
哀しき過去を背負った優しき破壊王。
元御曹司、現在はホームレスで最強の達人。
『ディフェンダーズ』
裏「アベンジャーズ」誕生。
以上の4名が奇跡の集結。
名実共に「裏」アベンジャーズな面々。
それぞれ抱えている事情は違うものの、正義を愛する気持ちは同じ。
強大な敵を前に嫌々手を組むことを決意する。
『アベンジャーズ』とはまた違った夢の共演が多々。
『パニッシャー』
最恐の復讐鬼。最強の自警団。
「フランク・キャッスル」は元海兵隊員ながら今は善良な市民だった。
しかしとある事件をきっかけにとことんまで悪を憎む復讐鬼となってしまう。
「殺しすら厭わない」という他のヒーローとは一線を画すその信条は観る者の心に強い爪痕を残す。
『デアデビル season2』にて強烈なインパクトを残した「パニッシャー」が単独デビュー。
過激なダークヒーローなだけにネットドラマとの相性は抜群。
今後の展開に期待が高まる。
(今後も追加予定)
…とこのように今では映画18本、ドラマシリーズ8本という怪物大河に成長した。
早いもので最初の『アイアンマン』が10年前の2008年。
そして今年。節目となる10年目になるわけだが
全てが集結する歴史的超大作が封切られる。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
10年の積み重ね。最強の、その先へ。
24時間の予告再生回数がギネスに載る全世界待望の歴史的超大作。
全てが集結し、大爆発する。
今から楽しみだなぁ!!
余談。
MCUの映画には2つの「お決まり」がある。
1つは様々なMARVELヒーロー達の「創造神」こと「スタン・リー」が作中のどこかにカメオ出演している。
これを探すのも毎度の楽しみ。
もう1つは必ずエンドロールの後に「おまけ映像」がある。
それも複数ある場合が多い。
ひとつ観ただけで席を立ってしまう方も多いが、最後の最後に重大な「引き」が描かれることもあるので 劇場が明るくなるまでは絶対に見逃し厳禁だ。
エンドロール後によく出てくる(気がする)
「S.H.I.E.L.D.」長官ニック・フューリー。
ちなみに今回の記事。
当ブログ一発目の校正記事でもあるが
なぜ書こうかと思ったかというと
「マーベル・シネマティック・ユニバース」で画像検索するとトップに来るのが移転前の当ブログ。
まさかと思いつつも見返してみたら
文章が拙すぎて恥ずかしかったからだ。
Googleに晒される日が来るとはなぁ!!
嬉しいような恥ずかしいような!!
とりあえずこれからもこんな底辺ブログをよろしくお願いします。
晒しても1mmも得がないTwitter↓