インタビューで監督も言ってたが「オタクに大金渡すとこうなるぞ!!!」の見本市だった。
雑にならざるを得ないあらすじ。
幻だった謎の島(髑髏島)に
サミュエルジャクソン(バリバリのアメリカ軍人)
トムヒドルストン(元SAS)
その他軍人、学者達が調査しに行きコングに出会う!という単純快活ストーリー。
ほぼいつものサミュエル。
2014年版〈GODZILLA〉は溜めて溜めてようやく咆哮と共にスクリーンに君臨する、というやり方だった。
しかし本作ではとにかく初っ端からコングが暴れまくる!
「怪獣出るまでチンタラやってる映画は好きじゃない」とは監督の名言だが有言実行とはこのこと。
キャッチコピーの『全編、クライマックス!』は伊達じゃない。
最低限の説明もそこそこに島に向かうトムとサミュエル。
生きがい&金に釣られ意気揚々と乗り込むも出会い頭にコングにヘリコプターごと全て撃墜され(文字のごとくちぎっては投げの暴れっぷり)隊はバラバラに。
トム率いる学者チーム。
サミュエル率いる軍人チーム。
そして1人孤独な良きパパ軍人。
それぞれが救助やら脱出を目論む中で様々な怪獣と出会う。
さらには途中で〈取り残されたサンタクロース〉こと、40年ほど島で暮らしてきた陽気なおじさんに遭遇。
亡き戦友(日本兵)の肩身である日本刀を武器に引っ提げるというナイスキャラ。
そこから一致団結したり喧嘩したりしながらコングやら使徒みたいなデカいトカゲと闘ったり…というお話。
見所は山ほど。
兎にも角にもコングの暴れっぷり。
(主にブン殴る、振り回す)
さらにはコングの投球センス。
投げたものは確実になにかにブチ当たる!
無駄に熱く爆死する喫煙軍人。
スタイリッシュソードアクション。
トリケラトプスの頭骨の上に銃器を構える画は鳥肌もの。
…挙げていけばキリがない。
とにかくいちいちサービス精神旺盛。
しかし一番はやはりサミュエルの死に方だろう。
舞台設定が70年代ということもありまさにアメリカ軍人なサミュエル。
コングと使徒をまとめて殺して仲間の仇を討つぞ!!!と終始息が荒い。
復讐の鬼、サミュエル。
しかしやはり分が悪く
『マザーファッカー!!』の迷言を発しながら使徒に喰われる!!!
最高で最悪な最期。
劇場も大爆笑であった。
ここはぜひ劇場でご覧になっていただきたい。
エンドロール後。
アベンジャーズシリーズ同様、様々な資料を見せられる→古代の壁画には件の怪獣王&3つ首の最強ドラゴンが!
という最後まで大サービス!!
姿は見えないがあの"咆哮"で終わる。
地球の番長 vs 最恐の転校生。
目が離せない!!!!
ぜひぜひ大画面、大音量で観ていただきたいジェットコースタームービー!!!
↓素晴らしすぎる予告編。
ナレーション:立木さんは卑怯だよなぁ!!!
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