車大喜利映画、いよいよ8作目。
整合性は大爆発で蹴散らせ!!
もはやディザスタームービーさながら!
なにがなんやら超大作!!!
注意。
本シリーズには思い入れが多すぎて珍しく褒めちぎり一辺倒じゃありません。
賛否両方、さらにバレありあり。
未見の方、邪推が苦手な方はブラバ推奨です。
ただ俺は「本作、ひいてはシリーズが大好きだ!!!」ということは胸を張って言えます。
まぁ寝そべりながらでも流し読みしてくれれば幸いです。それでは。
観るもの全ての感情を多面方位に揺さぶり最終的には血も涙も枯れ果てた人間の涙腺すら決壊させた『ワイルド・スピード SKY MISSION』から早2年。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』感想なのか?これは!バレ増し増し。 - 高速回転する方舟の片隅で。
ブライアンの卒業という完璧なる幕引きが功を奏したのか、もしくはステイサム効果か。
世界興行収入第6位という快挙を成し遂げたのは記憶に新しい。
そんな化け物シリーズの最新作。
期待するなという方が無理な話だ。
なんと週末興行収入では『スターウォーズ7』『ジュラシックワールド』を抜き去りシリーズ最高。
総合興行収入ランキングでもすでに21位。
これを我慢する悟りは持ち合わせちゃいない。
知らぬ間に当たっていた4DX無料券を握りしめ
同じくシリーズファンの友人と劇場へ滑り込んだのであった。
2時間後には喜怒哀楽を通り越した圧倒的【無】に包まれることになるとは知らずに…
そんな感情が死ぬあらすじ。
キューバ。
前作にて実は結婚していたことが判明したドムとレティ。遅めのハネムーンで羽を伸ばしていたが、従兄弟のボンクラがやらかした尻拭いをすることになる。
それは車関連のイザコザ。
当然ジャンケンなどで決める世界ではない。
ドムは従兄弟のオンボロ車、相手はボートのエンジンを積んだ怪物車でのストリートレースが開催される。シリーズ恒例、ゼロワンスタート!
まぁ街中の応援もあり全観客の予想通りドムが勝つのだが、ここで久方ぶりのニトロで車を大炎上させながら爆走するドムには「あっぱれ!」以外の言葉を見失う。 なるほど、いいオープニングだ!
そんな地獄すら観光名所にしていくスタイルのハネムーンの陰に妖艶な女がいた。マッドマックス系女子。サイファー。
もちろんただのシャーリーズ・セロンではない。
「有能さ」「冷徹さ」そして「可憐さ」を兼ね備えたスーパーウーマン。
なんと無謀にもドムに接触しファミリーから引き抜こうとする。当然突っぱねるドムであったがとあるスクープ写真を見せつけられるや否やあっさり籠絡されてしまうドムであった。
「マジかよ…」なドム。
そして場面は変わり「映画御用達の大量破壊兵器、電磁パルス砲を奪還せよ」とのミッションに就くファミリー。
今までのノウハウ(主に行き当たりばったり)を活かし派遣バイト感覚でなんなく奪取する。DVDプレイヤーから出世したなぁ!!
しかしなにやら様子がおかしいドム。
なんとホブスを半殺しの目に遭わせ電磁パルス砲を持ち去ってしまうのであった。常人なら即死な殺人未遂。
全責任はホブスにある当ミッション。
戸惑いもそこそこに収容されてしまう。 手錠を古くなった輪ゴムのように引きちぎったりしながらも大人しく独房に入るホブス。
しかしそこには
「おいおいこんなとこでなにしてんだ…?」
なんと目の前の独房にステイサムというサプライズが!!
そこには前作ではたった1人で多数の機銃に睨まれたロハスとは程遠い独居房にいたはずの宿敵ステイサムがいた。
もちろん仲良く挨拶する間柄ではない。
ガラス越しに歪み合う両者。 「またブチのめされに来たのか?」
「俺の地元じゃ喧嘩で爆弾は使わんがな!」
「俺の地元じゃ女に助けてもらいはしねぇがなぁ?」
…などと草食系男子くらいなら軽く殺せそうな暴言の応酬が始まる。
徹底した口の悪さで漫才を繰り広げる2人。
前作の死闘すら2人にかかればただの喧嘩らしい。
とにかく次から次へと名言が飛び出すマシンガントークのバーゲンセールな応酬を見せつける。
2人とも口喧嘩でも強い、という名シーンだ。
その後なぜか勝手に空くホブス部屋の扉。
当然、看守達が飛んでくる。「俺じゃない!!!」
口ではそう吠えながらも身体は正直なのか看守どもを叩き伏せるホブス。さすがは暴力捜査官(元)
その最中、どさくさ紛れにステイサム映画御用達「痺れる棒」で
コントロール装置を部屋の中からショートさせるステイサム。万能ビリビリ棒。
これにより全独房がフルオープン。看守と囚人、そしてホブス、ステイサムによる真夜中の大運動会がスタートする。
脱獄に向けて走って跳びまわるステイサム。SASUKEスタイル。
「来いよ、あん?」
そしてそれを追うホブス。ゴム弾を筋肉で弾くルーク・ケイジさながらな脳筋肉弾戦車。
「待て、コラァ!!」
かくして映画史上類を見ない障害物競走が開始する。
看守と囚人も相当手強いはずだが、この2人にかかればただの低いハードルに成り下がる。
当然のように無傷で脱獄する両者。
心置き無く殴り合いか…と、いいところで邪魔が入る。
「予定より遅いが、まぁ…合格だ」
相変わらずな胡散臭さもそこそこに核弾頭すぎる2人組は連行される。
そこにはあの憎きファミリーがいた。もちろん拒否反応を起こす面々だが、そんなことはお互い様。
どういうことか説明するノーバディ。「ドムを見つけるには並大抵のことじゃ無理だ」
「そこでドムに対する嗅覚が尋常じゃない2人に来てもらった」
とのこと。
因縁など御構い無しに「ハゲにはハゲぶつけよう」と説明になってるんだかなってないんだかわからん演説をブチかまし仲介するノーバディ。嫌々感満載ステイサム。
その後ラムジーが便利すぎる監視システム「ゴッドアイ」をさらにアップグレード。
ステイサムの協力もありドムの居場所を見つけ出すが、そこは今自分たちがいる秘密基地。
「まさか…」と思うも束の間。
ワイスピ名物の爆発訪問をかまされる。挨拶がわりの爆発。シリーズあるある。
特殊な爆弾のせいで再起不能になるファミリー。
あえなく「ゴッドアイ」はドムとサイファーに盗み出されてしまうのであった。強敵すぎるタッグ。
何故ドムはファミリーを捨てたのか?
果たしてサイファーの目的とは!?
そしてホブスとステイサムはやられっぱなしで終わるのか??!!!終わるわけねぇ!!!
ガッタガタなファミリーが今、シリーズ最悪の危機に立ち向かう。
ホブスとステイサムを筆頭に!!「ヤルしかねぇ!!」
…というもの。
ブログ頭にて賛否あると唱えたが
ことアクション描写においては圧倒的に「賛」だ。
オープニングでは車体と漢気を大炎上させる弾丸ストリートレース。普通のアクション映画なら確実にクライマックスなド派手さだがそこはワイスピ。
涼しい顔で済ませたドムからも気迫が感じられる。ラストは炎上バック走。わけわからん!
そして畳み掛けるような刑務所シークエンス。
ロック様とステイサムという現在最も脂の乗ったハゲアクション俳優による極上「エクスペンダブルズ」なひと時。もはや現代アートさながら。
正直ここだけで1本つくってほしいくらいの完成度の高さだ。
無論、見所はそれだけではない。
中盤。ニューヨークにて。
サイファーの狙いはロシア大統領の持つ核の発射コードだったことが判明。
それを奪いに行くドム。
正直今まで手垢がつくほどやりきられた作戦なだけにどうするのか…と一瞬不安になるが
サイファーは世界一のハイテクテロリスト。リケジョです。こう見えても。
なんと街中の車をハッキングし大統領車を追う通称「ゾンビ作戦」を大決行!!無数の無人車がリムジンを追うという作戦名に恥じぬゾンビっぷり。
しかも路上にいる車だけでなく立体駐車場からも雨のように降り注いでくる徹底さ。思考停止してしまう恐ろしい画面力。
これぞワイスピだ!!
このシーンだけで何台潰しているのか。
金はあるところにはあるんだな…という月並みな感想しか出てこない。
まぁ正直「そんなことできるなら大統領車ハッキングすれば済むんじゃないか?」と考えずにはいられないが
ワイスピ的にはこちらが正解だ!絶対に!!
その後、13日の金曜日のジェイソンをメガシンカさせたようなスタイルで物理的に発射コードを奪取するドム。 主人公です。これ。
もうなにからなにまでサービス精神旺盛だ。
思えばカーアクション映画だったのも今は昔。
『MAX』あたりで雲行きが怪しくなり
『MEGA MAX』からは車を使った大喜利に成り上がった本シリーズ。
回を増すごとに「車使う必要ある?」と無粋な疑問を漢気と景気の良いアクションで吹き飛ばしてきた。
『MEGA MAX』では街中を頑強すぎる金庫を振り回しながら暴走し
『EURO MISSION』では戦車や飛行機と闘い
『SKY MISSION』ではビル間を跳び回り街を焼け野原にしながらドローンと闘ってきた。
もうやりつくしただろ…と思いきや
本作のラストでは原子力潜水艦を相手どる。このラストバトルはもう筆舌に尽くせない。
夢か、幻か!な映像体験。
もはや観てもらうしかない。
とにかくアクションにおいてはシリーズ最大だ。
その点に関しては120点と言えるだろう。もはや舞台が雪原になっただけのマッドマックス。
さらにワイスピといえばアクションだけではない。
「出席率高めの同窓会映画」という側面も持ち合わせている。
本作ではそちらの点でもかなり評価できる。
まず今回の大きな見所として。
ドムがファミリーを裏切ってしまった理由なのだが、なんとエレナが囚われていた。さらに子供もいたという倍プッシュな事実。
元ホブスの部下にしてレティが失踪している間ドムの彼女だったわけだが、まさかデキていたとは衝撃だ!!
冒頭でのレティとのいちゃいちゃが伏線だったとは思いもよらなかった。
徹底して「ファミリー」というのが大きな要素だった本シリーズ。
それがここにきて新たな「家族」が出てくるというサプライズ。
しかもそれはドムだけではない。
なんとステイサムもだ。
途中で明らかに只者ではないオーラを醸し出しドムに接触してくる美熟女。 ヘレン・ミレン。英国の大女優。
正体は終盤にて明らかになるが
なんとステイサムの母親だった。
それもまさしく英国の肝っ玉母さんだ。衝撃のシーン。
「ママ」と呼び、頭が上がらないステイサム。
まぁ『RED』での「銃火器の女王」っぷりを見ていたら納得の配役だ。イギリス人だし!『RED』シリーズより。
ワイスピ好きなら問答無用でオススメ。
さらに終盤。
飛行機に囚われているドムの子供。
その元に2人の漢がファルコンさながらな軽装で乗り込んでくる。オーパーツなフライングスーツにて。
なんなく機内に乗り込みヘルメットを取る2人。
1人はステイサム。そしてもう1人は…あっ!オーウェン・ショウだ!!
『EURO MISSION』にてファミリーと死闘を演じた仲であり、ステイサムの弟。
まさかの植物人間からの大復活。
ここに無敵の兄弟が揃った。
テロリストしかいない厳重警備なサイファーの飛行機に武力潜入するのだが
腐ってもラスボスを務めた2人。
赤子の前でまさに赤子の手を捻るように制圧していく。子供に罪はねぇ!!と言わんばかりに。
ここに最強ベビーシッターが誕生した!
子供は笑顔であやし、大人は暴力であやす。
2回目になるが、ここだけで1本撮ってほしいくらいだ。
一応『SKY MISSION』において暗躍していたこいつや
ショウ兄弟はサイファーに下に見られていた過去があり、それに対してブチギレているのだが。
にしてもこの2人が揃う。
さらにドムの子供を助ける為に闘う。
頭の配線が完全にショートする!
さらにラスト付近に『MEGA MAX』以降消息不明だったレオ&サントスまで登場する。
わざわざこの2人を出してくれるとはもう感謝しかない。
とにかくワイスピ特有のアクションや出席率においては満点超えだ。
これだけでも十二分に観る価値はある!と断言できる。
ここからは無粋な邪推。
ただのファンのわがままだが。
しかしそれでも鑑賞後、真っ先に襲われた感情は「違和感」であった。その原因を探ってみた結果、どれもひとつに集約される。
『ブライアン・オコナー』の不在だ。 演じるポール・ウォーカーが亡くなってしまったためブライアンは前作にて卒業。顔見せすらできない現状。
作中ではどこかで幸せに暮らしているはずなのだが扱いは限りなく死亡扱いに近い。
話題に出すのはタブー。ラストでドムは子供に『ブライアン』と名付けるのも感動はしたがどこか空気感がおかしい。
もちろんその穴を埋めようとしたのだろう。今までブライアンが行なっていた役回りはそれぞれが担当していたりしたが、そのせいでキャラ崩壊が起こってしまっている。
例えばホブス。前作にて娘がいることが判明。
本作の冒頭では娘が所属するサッカーチームのコーチをしている。
あの剣幕で少女チームの鬼教官しているという微笑ましくなる親バカっぷり。素晴らしい掴みでもあるのだが、やはりどこか前作のブライアンを彷彿とさせてしまう。
今までにない親の面を見せ、子煩悩なパパっぷり。
カットインの仕方など完璧に意識されていたため本作の主人公はホブスという意思表示でもあるのだろうが、それでも違和感を禁じ得ない。
ラストでは捜査官に戻る…かと思いきや娘のために堂々たる休暇宣言。それを喜ぶ父娘。
前作にて電撃筋肉引退をし、それを勇気づけていた娘はどこにいったのか。
ドムを逮捕したことを娘に自慢していたホブスはどこにいってしまったのか。
ホブスはどこまでいっても結局仕事人間であり娘はそれを寂しく思いながらもそんなパパが大好きじゃなかったのか。
もしくはそんな前作までの埋め合わせなのか。
ブライアンが担っていた子供と葛藤というタスクがホブスに移ってしまった弊害だと思う。
さらにエレナの扱い。前作にてステイサムの襲撃から身を呈して守るほど大切に思っていた部下。
なんと本作では悲劇の死に見舞われてしまうのだが、それに対して言及がない。
今までのホブスならドムに摑みかかるほど怒るはずなのに。
どこか日和見してしまっている印象を受ける。
そしてステイサム。本作において衝撃的なのは「ドムが敵に、ステイサムが味方に」という点であろう。
確かに戦闘力、運転技能を鑑みればドムに対抗できるのは現状ステイサムを差し置いて他にはいない。
ホブスとのいちゃいちゃ、最強ベビーシッター、そして家族登場、とかなり主人公に近い扱いである。
が、しかし。
やはりファミリーの一員であるハンを殺したことからだけは目を背けられない。
前作ではヒリヒリするくらいの恐怖の権化として描かれていただけに、今作での笑顔満載な実は良い人だった描写にはやはり違和感しかない。
あまりifの話は好きじゃないが。
もし前作においてステイサムが弟の復讐として目をつけたのがドム1人だったら。
他のファミリーには目もくれずドムだけに執着し漢として命の奪い合いをしていたなら。
今作でサイファーという強大な敵を目の前にして手を組む、という展開もすんなり入ってきた気がする。
しかしそれにしても最後のBBQにまで参加していたのは解せない。
子供を命張って助けたのはわかるが、あそこで直接届けるのもらしくない。
奇しくも預かっていたあの「ペンダント」を子供の首につけて家の玄関前などに置いて立ち去っていたなら。
キャラも崩さずに「らしさ」が表せたと思う。
そもそも孤高な一匹狼であった前作とはキャラのアプローチ方が真逆だ。
唯一テズが「こいつのファミリー入りは認めねえ」と反発していた…が。
ドムが敵に、レティは一時期ステイサム弟の軍団への移籍経験あり、ホブスは刑務所にていちゃつき済み、ノーバディは力を認めている、ラムジーに至っては因縁なし、といった有様。
唯一の救いであったローマンは今作では徹底された無能描写。
残念ながらそんな声が届くわけもない。
ここでブライアン不在がさらに浮き彫りになる。おそらくブライアンなら周りの目も気にせずに突っかかっていたはずだ。
ブン殴っててもおかしくはない。
ハンのこと、ドムのことを熱弁しファミリーの目を覚まさせてくれたはずだ。
その後、敵になってしまったドムと車で向かい合うファミリー。かなり熱い場面ではあるがあれこそブライアンのために用意されていたシーンであると思う。
今までケンカはしつつもいつも横並びで共に走ってきたドムとブライアン。そんな2人が向き合ってハンドルを握らなくてはいけない憤り、そして哀しさ。
ゾッとするほどの名シーンになっていただけに惜しさが一番にきてしまう。
その後、唯一ステイサムだけがドムを走って追うのだが。
前作での名セリフ「素手でやると思ったのか?」を今度はドムが発するのはかなりグッときた。
しかし本来あそこで追うべきは確実にブライアンだろう。
ステイサムでも、そして残念ながらレティでもない。
元々敵同士、しかしファミリーになりさらに血縁上も「家族」になった2人。
これ以上ないほど強い繋がりを持つ彼らが
新たな「子ども」という「家族」のために袂を分かつ。
せっかくドムを相手どるならいっそのことそのくらいの絶望は見たかったというのはわがままだろうか。
ドムが裏切り、ステイサムが味方に。
しかもドムには子どもがいた。
そんな状況で最も哀しみ、最も激昂し、そして最も喜ぶべきブライアンが不在なのはどうしても物足りなさを感じてしまう。
そして極め付けは『リトル・ノーバディ』だ。おそらく今後のブライアン枠。半人前だが終盤では成長した姿を見せる。
白人の好青年。使う車は青のGT-Rっぽいなにか。
服装も同じようなスタイル。
連想するなという方が無理だ。
しかし歴史には敵わない。
結果的に「ブライアンなら今のなんなく避けただろうな…」などど様々な点で無粋な邪推をしてしまう。
とにかく所々でブライアンがちらついてしまう。その穴をなんとかしようとしているために余計に浮き出てきてしまう。
繰り返しになるが俺は本作が大好きだ。
しかしシリーズではなく全く新しい映画としてつくられていたら…と考えずにはいられない。
特にホブスとステイサムパートはかなり面白い。ここ数年でもズバ抜けているくらいだ。
しかしどちらもシリーズから見ると浮いてしまっている。面白いのに不要でもある、というジレンマ。
結果的に前作よりもブライアンロスに苛まれてしまう本作。
しかしそもそも簡単に断ち切れるわけもない。
出演陣も、製作者サイドも、そして観客も。
手探りで新たなルートを探す他ない。
そのための新三部作なんだろう。
個人的にはドムの裏切りは一作目のラスト付近で判明した方が面白かったかな、とも思える。
かなりの強い引き込みだっただけに今作ラストで戻ってきてしまったのは喜びつつも物足りなさを覚える。正直一家離散してもおかしくないと思っていただけに。
しかしまだサイファーも生きている。
ドムには子どもができた。
ステイサムの家族は皆手強い。
次作、そして完結篇である次々作が楽しみでもあり不安でもある。
しかしきっと大丈夫だろう。
絆と漢気で全てをなんとかするファミリーにこれからも期待せざるを得ない。大丈夫だろ!!なぁ!!
ちなみに4DXは最高!!!の一言でした。
完全にアトラクションだった!!
¥3000の価値はある!!お釣りがくるほど!
ノリ満点な本作の予告↓
映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』予告編 - YouTube
関係ないが本編にないシーンを予告に入れるのは勘弁な!!これいつ来るのか無駄にドキドキしてたぞ!!
「やれやれ…」
手探り感満載なtwitter↓